【内容情報】(出版社より)
『リトル・マーメイド』のストーリーなら、多くの人が知っているでしょう。中でも悪役の魔女のアースラは、一途に恋するアリエルを騙して、3日間の間に王子と恋に落ちなければ、永遠に奴隷にするという条件で、アリエルの声と引き換えに彼女に足を与えます。さらに、アリエルの恋が成就しそうになると、自ら人間の女性に変身して、王子を誘惑します。
しかし、なぜアースラは、アリエルをあれほどまでに苦しめなければいけなかったのでしょうか。彼女がこれほど執拗に権力にこだわる性格になったのには、家族に捨てられた過去と、育ての親を失った悲しみ、そして「醜い自分」を受け入れてくれない弟の存在がありました。
ディズニー公式作品ではじめて解き明かされる、海の魔女アースラの生い立ち。原題『Poor Unfortunate Soul』(直訳:哀れで不運な魂)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
『リトル・マーメイド』でアリエルを騙した海の魔女アースラは、海の女王になるべく生まれたのだったー。幼いアースラは、荒波にさらわれ、人間の漁師に拾われました。やさしい養父に育てられ、徐々に大人になっていくアースラは、すさまじい魔力に目覚めていくのでした。そんななか、彼女のもとに、悲劇がおとずれます…。これは、ハッピーエンドが許されないヴィランの、波乱万丈の人生物語。