2人の名前についてのお話。一部妄想の未来姿あるので苦手な方はご注意ください。
嫌いで、超えたくて、憧れだった… 僕のもう一人のヒーロー
「名前で呼べ」
…その一言は予想外だった。
《かっちゃん》
幼い頃は同じようにそう呼ぶ子は他にもいた。
しかし、中学に上がるにつれ自然と《かっちゃん》とは呼ばれなくなり
そろそろ自分も「呼ぶな」と言われるのかと思ってはいたが、
彼は言ってはこなかった…
皆をマネて普通の呼び方にしようとは思わなかったし、
《かっちゃん》と呼ぶのが当たり前だったし…
そして何より…昔のかっちゃんを忘れたくなかった…―
かっちゃんが自分を嫌う理由も怒る理由も少しだけ分かった今…
彼のことを呼ぶのは怖くなくなった… でも…
そんな矢先、爆豪から突然、名前で呼ぶように言われ…―!?
サークル【lapin】が贈る”どうやら出番のようだ! 12”新刊、
[僕のヒーローアカデミア]爆豪勝己×緑谷出久本、『CALL YOUR NAME』。
2人の名前についてのお話となる本作。
自分の後ろをいつも付いてきていたデク…
そんなただの幼馴染からの二人の関係の変化を
「名前の呼び方」という観点から丁寧に描いた逸品。
続きはどうぞお手元にてお楽しみ下さい!!