「幽霊?」
蝶屋敷へと来ていた甘露寺に隠の人たちが噂していたという幽霊の話を聞いた。
しのぶはそんな彼女から少し視線を外しじーっと一点を見つめたりと、
あたかも視線の先に幽霊がいるかのように振る舞い甘露寺を揶揄った。
怖がる彼女の姿に笑いを零し美味しい茶菓子を怪談と共に、
と誘い部屋へと向かうしのぶはふと自身の後ろを振り返り…――――――
サークル【をしろ】がお贈りする“日輪鬼譚 4”新刊、
[鬼滅の刃]冨岡義勇×胡蝶しのぶ本『ghostgraphy』がとらのあなに登場です☆
家族も最愛の姉も鬼に殺され失ったしのぶと、
しのぶと同じく家族を鬼に殺され、無二の親友も失った義勇が織り成すシリアスな本作。
鬼に対する憎悪と憤怒に満ちながらも姉の意思を継ぎたいと思うほどに
慕い、愛していた姉へと抱く感情や複雑なしのぶの心の内を感じられる一冊です!
胡蝶姉妹の過去やしのぶと義勇の二人のやり取りから目が離せない、
幽霊に関するお話を是非お手元にてご覧くださいませ!