原因不明で突然子供になったマスターの世話を円卓の騎士が必死になって行う話の上巻です。上下巻に分かれますが、単体でも読めます。
サークル【和菓子屋。】が贈る“第8次ROOT 4 to 5”新刊『愛し君へ。』がとらのあなに登場!
ある日突然マスターの体が縮んで幼児に…!?「こ、これは…恐らく一歳児…!」
本当に突然のことで、一緒に同じ部屋にいた円卓の騎士たちの反応は様々だった。
が、とりあえずカオスと化した。そしてマスターはすくっと立ち上がり部屋を出ていく。
一体どこへ行くつもりなのでしょうか…?「あの元気な走りっぷり…あれは二歳児!」
「マスターが何歳なのかは今はいいでしょう!マスターは今全裸でカルデアを疾走しているのですよ!」
あああああああああ!あかん!!!!急いで彼女を追いかけるも、(なぜか)追いつけない。そのうち廊下の先から人影が見えて――。
「トリスタン!弓兵クラスの目で確認できますか!」「あれは――黒髭殿」刹那ベディヴィエールの脳裏に浮かんだ数多の文字の羅列。
“黒髭と青髭は一字違い”“イクでござるイクでござる”“アッそこの道行く幼女、拙者にウインクしてほしいでごじゃる~~”
“などと黒髭は供述しており、カルデア当局では氏の身柄を確保し、すぐさま座へ返すようマスターに打診を重ね――…”
走るトリスタン。叫ぶランスロット。黒髭の腹へと強烈な一撃を放つベディヴィエール。
状況がさらに悪化したことは、言うまでもないだろう。マスターの運命や、如何に―!
本作は原因不明で突然子どもになったマスターの世話を円卓の騎士が必死になって行うお話の上巻☆
意外にもノリノリになっているのが(円卓も当然だが)我らが王・アルトリア(オルタ)とモードレッド。
果たして彼ら(彼女ら)は無事マスターのお世話が出来るのでしょうか…?
賑やか円卓本をお探しの方はどうぞこの機会をお見逃しなく!