【HarrisTweed(ハリスツイード)】 UK・スコットランドのアウターへブリディーズ諸島で染色され紡がれたバージンウールを使い、島民により手織られたツイードを意味します。ハリス島では、真冬の酷寒の島で生活する地元の島民が、普段着としてウールのジャケットなどを主に作っていました。これらのツイードをハリス島の産業とすべく広めていき、その後に生産工程が改善され、ハリスツイード産業が始まりました。その質の高さから「King of Tweed」と呼ばれ、世界中にハリスツイードの名前が知られ多くの人々から認知されています。ハリスツイードを使った製品には、必ずハリス協会の織りネームが付けられています。 その魅力は、独特の深みのある色。生地になってから染めたり、糸の状態でべっとりと一色で染めたりしていないので、さながら「アウターヘブリディーズ諸島の自然や風景を染めた」ような色合いが生まれます。