【内容情報】(出版社より)
『カラスの教科書』 松原始先生 監修!
宝を盗み出し、世界に太陽の光をもたらしたカラスの伝説ーーー『箱を開けたワタリガラス』
カラスが負傷した仲間の治療を行った?ちょっと不思議なエピソードーーー『カラスの医者』
実際に騙し合う様子が観察された、神の使いと同じ名を持つ2匹のカラスーーー『ムギンとフニン』
皮と肉を切り開かせるため、オオカミを死骸のある山奥まで導くカラスの一団ーーー『ワタリガラスの同盟』
ある時は不吉の象徴、
ある時はよき友として、
各地の伝説に姿を現す漆黒の鳥、カラス
文化と科学の双方から
カラスの実像に迫る
知的スリルに満ち溢れた珠玉の一冊ーー
“「ワタリガラス語」には人間の言語のような象徴記号としての機能はないかもしれない。
ただし、それは単純な記号体系でもなく、獣の唸りや呻きの寄せ集めでもない。
何か美しいものが私たちの目の前にその片鱗を現そうとしているーーー’’
本文より
■著者:カンダス・サビッジ
1949年生まれ。カナダ出身のノンフィクション作家。
2012年に『A Geography of Blood: Unearthing Memory from a Prairie Landscape(血塗られた地形:大草原の風景から忘れられた記憶を掘り起こす)』で
ヒラリー・ウェストン・ノンフィクション文学賞を受賞。『Canadian Geographic』などの多くの定期刊行物に寄稿しており、
愛嬌のある文章と旺盛な執筆活動で多くの人を魅了している。
『Wonder of Canadian birds(カナダの鳥を探して)』(1985年)、『Bird Brains(鳥の頭脳)』(1995年)、
『Prairie: A Natural History(プレーリー:博物学)』(2004年)など著書多数(いずれも未邦訳)。
■監修:松原始
1969 年生まれ。奈良県出身。京都大学理学部卒業。同大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学博士。専門は動物行動学。
東京大学総合研究博物館勤務。研究テーマはカラスの生態、および行動と進化。
著書に『カラスの教科書』(講談社文庫)、『カラスの補習授業』(雷鳥社)、『カラス屋の双眼鏡』(ハルキ文庫)、『カラスと京都』(旅するミシン店)。
監修書に『カラスのひみつ(楽しい調べ学習シリーズ)』(PHP 研究所)がある。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ある時は不吉の象徴、ある時はよき友として、各地の伝説に姿を現す漆黒の鳥ーカラス文化と科学の双方からカラスの正体に迫る知的スリルに満ち溢れた珠玉の一冊ー。
【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 カラスとの関わり/第1章 黒ずくめの鳥/第2章 家族ドラマ/第3章 神話の悪戯者再び/第4章 仲間意識
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
サビッジ,カンダス(Savage,Candace)
1949年生まれ。カナダ出身のノンフィクション作家。2012年に『A Geography of Blood:Unearthing Memory from a Prairie Landscape(血塗られた地形:大草原の風景から忘れられた記憶を掘り起こす)』でヒラリー・ウェストン・ノンフィクション文学賞を受賞
松原始(マツバラハジメ)
1969年生まれ。奈良県出身。京都大学理学部卒業。同大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学博士。専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館勤務。研究テーマはカラスの生態、および行動と進化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)