フォーマット | CD |
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構成数 | 1 |
国内/輸入 | 国内 |
パッケージ仕様 | - |
発売日 | 2011年09月28日 |
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規格品番 | VICL-63790 |
レーベル | Victor Entertainment |
SKU | 4988002612406 |
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:49:03
PVでは山口一郎が4体の人形と共に真顔で踊り、ライヴではシンセやリズム・マシーンを前にした5人がクラフトワークばりの並列セットでプレイ。先行シングル“『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』"に代表されるシュールなポップ感覚とニューウェイヴ+90sテクノなサウンド、内省的な歌とのせめぎ合いから湧き起こるカタルシスは、この新作でも膨大だ。制作過程を開示することで自身をさらした本作だが、ダビーなアシッド・フォーク“流線"以降??複数の視点を通して個人と時代を問う“エンドレス"、先述の御大を想起させるインスト、そして〈バッハ〉を経てラストへ??に、彼らの現在がより顕著な気がした。流麗なダンス・トラックの底に忍ばせた、一抹のメランコリー。その生真面目さが美しい。
bounce (C)土田真弓
タワーレコード (vol.336(2011年9月25日発行号)掲載)